ネット通販においてコンバージョンや売り上げをあげるためには、顧客情報をしっかりと管理するように考える必要があるでしょう。どんな人にはどの商品が売れるのかを把握しないことにはおすすめの商品を提案することもできません。このためには、サイトを訪れて買い物をした人の属性を把握できるようにしておく必要があるでしょう。
この方法は別に難しいことではなく、事前に会員登録をさせるようにすればよいわけです。年齢や性別、住所、家族構成などの情報を入力してもらうことで、どんな人にはいつどのような商品が売れ筋なのかを把握して分析することもできるようになります。もちろん、以前に購入実績がある人にはさらに追加で別の商品を勧めることもできますし、高頻度に購入してくれている人に対しては割引を提案することもできるでしょう。
そして、初めてサイトを訪れるような人に対しても、その人の属性が分かれば、蓄積したデータからどんな商品が売れやすいのかを把握することができるはずですから、お勧めの商品を提案することもできるようになります。このように顧客情報をしっかりと管理し、高い売り上げにつなげていくことができるわけで、これをcustomer relationship management、略してcrmと呼んでいます。