生活習慣病の認知度が高まったり、新型コロナウイルスの影響が広まったりしたことで、日本における健康志向は高まり続けています。そんな中、サプリメント市場の伸びも好調。ノウハウがなくとも受託製造によって販売できるため、サプリメント事業を開始しようと考えている方もいるでしょう。
そのような方に向けて、サプリメントの販売で成功するために重要ポイントを解説していきます。
ターゲット層を意識する
サプリメントに限ったことではありませんが、まずはターゲット層を強く意識することが重要です。
例えば、有名な成分「コラーゲン」をウリにしたサプリメントを考えてみましょう。このサプリメントを摂取したい人は、別にコラーゲンを味わいたいわけではありません。「肌に弾力を与えたい」「関節の動きをよくしたい」といった目的により、購入を検討します。つまり、肌や関節の悩みを抱えるようになった30-40代、それも美容や健康への意識が高い女性がメインターゲットとなるでしょう。
このようにターゲット層が明確になれば、効果的なパッケージデザインや広告媒体などを決めやすくなります。
トレンドを忘れずに抑える
サプリメントの世界にも、トレンドがあります。流行を抑えた成分を含んだサプリメントを販売することで、成功しやすくなるでしょう。
少し前であれば、健康にいいとされる油が流行りました。ココナッツオイル、カメリナオイル、えごま油、アマニ油…。関連するサプリメントも次々と売り出されました。健康への意識が高まる中、次にトレンドとなる成分はどのようなものか、常にアンテナを張っておくことが重要なポイントです。
初めての方に向けたセットを提供する
豊富にあるサプリメントの中からユーザーに選んでもらうことは、容易ではありません。そのため、初めての方に向けたセットで差別化し、購入のハードルを下げましょう。
よくあるのは、初回のみ大幅な値引きを行ってから定期購入してもらうという方法です。実際に体験してもらい、商品の良さを知ってもらえればリピーターとなる可能性が高まります。
ただし、価格を安くしすぎてしまうと逆に信頼してもらえなかったり、ブランドそのもののイメージが低下してしまったりします。逆効果とならないよう、慎重に検討する必要があります。
受託製造(OEM)なら信頼できる企業を選ぶ
サプリメントの企画や設計、製造、販売まで行うのは非常に大きな手間がかかるので、ほとんどの方は受託製造(OEM)を利用すると思います。この際、企業選びを間違えると全てが無駄になってしまいます。成功するためにも、信頼のおける企業を探しましょう。
例えば、サプリメントのOEMサービスを行う「占部大観堂製薬」では、国際基準に準じた工場で製造管理・品質管理を行っています。また、医薬品・健康食品の専門家や、機法等の関連法規を熟知した担当者が業務を行うので、信頼性の高い企業だといえます。
健康に直接かかわるサプリメントだからこそ安全性や品質には妥協せず、信頼できる企業を選ぶことが重要なポイントです。
まとめ
サプリメントの販売で成功するためには、ターゲット層を意識したり、トレンドを忘れずに抑えたりすることが重要です。
また、サプリメントは健康に直接関わる商品のため、受託製造の場合は信頼性の高い企業を選び抜くようにしましょう。