パンフレットやカタログ、チラシなどを送る際には、封筒の中にそれらを詰め、糊付けをして発送する必要があります。これを封入・封かん作業と言います。
数が少ないのであれば自社のみでの対応も可能ですが、その数が1,000単位になってきたら、自社のみでの対応は難しくなってきます。当然ですが企業がやるべき業務とは封入・封かん作業だけではないため、割り振れる人材も限られます。封入・封かん作業用の機械もありますが、そこまでコストはかけられない、という企業におすすめなのが封入・封かん作業の代行です。
封入・封かん作業を代行依頼するには複数のメリットがあります。
①かかるリソースが減る
今まで封入・封かん作業に回していた人手を他に回すことができるため、人手の足りていない他の業務に注力することができます。その他にも、代行を頼むことでその業務には関わる必要がなくなるため、業務の効率化を図ることもできます。
②コストが減る
数千通単位でDMなどの発送を行っている企業であればあまり関係ありませんが、そうではない規模の小さい会社であれば、封入・封かん作業だけではなく、発送の代行も行っているかを確認すると良いでしょう。場合によっては郵便特約を受けることができ、自社で発送するよりも安くなる可能性があります。
注意すべき点もあります。
①代行に頼む手間がかかる
初めて代行業者を使う際には、どの業者が良いかなどの比較検討が必要になります。代行業者も数が多いため、どれが自社に一番あったサービスであるか分からないことが多いでしょう。
しかし、初めの一歩を乗り越えてしまえば、あとは手間もなく任せるだけで問題ありません。代行を依頼する手間と、今までの封入・封かん作業で費やされた費用や時間などを比較して、どちらの方が手間や時間を消費しているかを検討してみると良いでしょう。
②代行料がかかる
もちろん代行業務ですから、依頼をすればその分、費用がかかります。1番目の項目と被る部分もありますが、今までの作業でどれだけの費用をかけていたか、代行によってどれだけの費用がかかるのかを確認すると、意外と代行の方が安く済むということもあり得ます。
また、100通未満の小ロットからの対応をしている代行業者もありますが、その場合は手作業で作業を行い、投函をした方が安上がりな場合もあります。いずれにせよ見積もりや料金形態をきちんと確認することで、「コストカットのつもりがかえって無駄なコストをかけていた」という事態を防ぐことができます。
おすすめしたいのはメールカスタマーセンターの封入印刷代行サービスです。封入作業だけではなく、DM発送の代行をはじめとした郵便コストの削減という部分に強みを持つ会社です。他にもサンプル発送などの代行も行っているため、倉庫関連でもコスト削減を行いたい場合は、一度相談してみると良いかもしれません。